システムエンジニアのやりがい

システムエンジニアとして働くやりがいは、人のために役立つものを生み出す達成感である。
自分自身が作り出したものが実際に動き、クライアントが喜ぶ様子を見た時、やり遂げたという充実感を味わえる。こうした感覚は、「ものづくり」に携わる者が体験できる醍醐味と言えるだろう。

システムエンジニアは、クライアントとの会合で要望を注意深く拾い上げ、その要望を叶えるシステムあるいはソフトウェアを設計し、制作担当チームの指揮を行っていく。
このようにチームで仕事にあたり、完成した時にはメンバーで一緒に喜びを味わえるという点もやりがいの一つだろう。

一口に仕事と言っても、事務などのスタッフが一名で淡々とこなしていく業務もあれば、数人が協力し合って一つの仕事を担う業務もある。システムエンジニアの場合は後者に属し、チームで協力してシステムなどを完成させていく。
開発を担当するチームは、プログラマーをはじめバグのチェックを行うスタッフなど、異なる業務内容を行うメンバーが集まる。性格も得意分野も違うメンバーが力を合わせ、チームで一つのものを作り出す喜びと面白さは、システムエンジニアならではの仕事のやりがいと言えるだろう。

もう一つのやりがいは、収入面における満足度だ。
一般的に何らかの技術を持っている人の収入は高めだが、システムエンジニアも技術職や専門職に分類される。能力次第ではあるものの、中には800万円以上の年収を稼ぐシステムエンジニアも少なくない。
自分の努力や技術力の高さによって収入がアップしていく点も、システムエンジニアとして働くやりがいの一つだろう。